にぼしめし

備忘録

偽善と善の差異はどこにある:『灰羽連盟』感想

知人の勧めにより、『灰羽連盟』を見た。以下、視聴して感じたことを散文的に述べたい。 灰羽連盟 Blu-ray BOX 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン 発売日: 2015/10/23 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (2件) を見る

2017年6月の読書概況

あっという間に過ぎ去った6月ですが、思えば本ばかり読んでいましたね。 2017年6月に読んだ本は37冊(11705ページ)でした。

「私の事を愛していますか?」「愛してる」:野﨑まど『2』感想

ここまでたどり着くまで本当に長かった。 2 (メディアワークス文庫) 作者: 野崎まど 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス 発売日: 2012/08/25 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 64回 この商品を含むブログ (35件) を見る

狂って壊れているのは世界か私か:米代恭『あげくの果てのカノン』1~3巻感想

「はい」って言ったら、罰を受ける。先輩との恋を望んでしまった…これは罰? 米代恭『あげくの果てのカノン』を現在刊行されている3巻までまとめて読み、何とも言えない感慨が溢れてきたので簡単にまとめる。 あげくの果てのカノン(1) (ビッグコミックス)…

2017年5月の読書概況

長すぎた春もいつの間にか去り、街はすっかり夏の匂いに包まれています。早くもやや夏バテ気味でへたっております。2017年はインプットに力を入れようと決意したものの、消費的に読み散らかしているだけであることにふと気付いたので、そこで敬愛しておりま…

ずっと大好きなキミに:「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE 石川公演」LV感想

去る5月27日の土曜日に『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! 石川公演』初日のライブビューイングを鑑賞した。やはり愛と夢と情熱と涙に満ちた最高の公演だったと感じる。 私は宮本フレデリカさんの担当プロデューサーであ…

私が私を革命する物語:『少女革命ウテナ』感想

『少女革命ウテナ』を観終わった。寓意とメタファーに満ちた美しい物語はひどく難解だったが、その中に込められたメッセージのようなものはなんとなく掴み取れたように思う。感じたことと考えたことを自分なりに書き留めておきたい。

世界は音楽に満ちている。:恩田陸『蜜蜂と遠雷』感想

遅ればせながら第156回直木賞受賞作である、恩田陸『蜜蜂と遠雷』を手に取った。もともと読みたいと思っていたところに「ピアノコンクールにまつわる群像劇」と聞き居てもたってもいられなくなってしまった次第である。 結論から言えば、私はこの作品に出会…

それでお前は誰なんだ?:『シルバー事件』感想

※ネタバレを含みます。 昨年の秋ごろ、HD版リリースに合わせて購入した「シルバー事件」をようやくクリアした。「ものすごく人を選ぶけれど、嵌る人はとことんのめり込むだろうな…」が第一の感想である。 正直、やたら面倒なシステム、謎解きですらない謎解…

雑感:『ユーリ!!! on ICE』

心身ともに疲れ果て、なんだか自分が今人生のどん底にいるかのような思いを抱く毎日の中で勧めを受けて、続きを見ずにずっと放置していたユーリonICEを見始めた。正直そんなことをしている暇はないとぐるぐる考えながらも、なんだかんだですぐさま見終わり、…

『それでも町は廻っている』最終回の考察

※「それでも町は廻っている」最終回と、137話と既刊のネタバレを含む。※この記事の内容は個人の希望に基づいた解釈である。考えの一つとして捉えていただきたい。2016年10月28日発売のアワーズ12月号で、石黒正数先生の漫画「それでも町は廻っている」が最終…

逆転裁判は成長物語であってほしい:『逆転裁判6』感想

※ネタバレを含みます 約9年前、ゲームショップの店頭で大々的に展開されていた新作ゲームに目を惹かれた。なんだかおもしろそう、という直感のもとにそのソフトを買い、プレイしてみた。夢中でクリアし、すぐにシリーズ作を買いに行った。 そのゲームソフト…